村田製作所、純利益33%増 22年3月期コンデンサー好調

村田製作所は28日、2022年3月期の連結純利益(米国会計基準)が前の期比33%増の3141億円だったと発表した。売上高は同11%増の1兆8125億円。主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)や圧電製品など幅広い電子部品が好調だった。
23年3月期の連結純利益は過去最高の3240億円(前期比3%増)になる見通し。高速通信規格「5G」向けのスマートフォンや自動車向けの電子部品が堅調に伸び、円安効果も利益を押し上げる。売上高は同6%増の1兆9300億円、営業利益は同4%増の4400億円を見込む。年間配当は前期比20円増の150円を計画する。
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