/

熊本城天守閣5年ぶり公開 地震復興の象徴、展示一新

2016年の熊本地震で被災し、修復が完了した熊本城(熊本市)の天守閣内部が28日、地震後初めて一般公開された。「復興のシンボル」となってきた城への入場が5年ぶりに再開され、来場者は新しくなった展示や最上階からの眺望を楽しんだ。

天守閣内部が5年ぶりに一般公開された熊本城前で写真を撮る人たち(28日午前、熊本市)=共同

午前9時の開門に合わせ、戦国武将に扮(ふん)して観光をアピールする「熊本城おもてなし武将隊」があいさつ。熊本市の広瀬功明さん(52)は復旧に寄付をした人に贈られる「城主手形」を持って並んだといい、「子どものころから親しんできた天守閣。公開を心待ちにしていた」と話した。

新しい展示では、天守閣の歴史だけでなく、地震の被災状況や復興の様子を取り上げた。大天守の最上階に当たる6階部分からは、復旧作業が進む城内と熊本市の街並みを一望できる。階段の上り下りが難しい人用にエレベーターを新設し、建物の耐震性も高めた。

 5年ぶりに一般公開された熊本城の天守閣から街並みを眺める人たち=28日午前、熊本市

最新の技術も導入し、スマートフォン向けの専用アプリを取り込むと、明治時代の写真と現在の風景を比べることができる。

公開は4月26日に予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となっていた。

地震では天守閣のほか、重要文化財のやぐらなど多数の建物や石垣が損壊し、完全復旧は37年ごろの見込み。熊本城は、戦国武将の加藤清正が築き1607年に完成。被災前は年間170万人前後が訪れていた。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン