「けいはんな万博」のイベント準備会を設立

京都、大阪、奈良の3府県にまたがる関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)の関係44機関は27日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に合わせて開催する情報発信イベント「けいはんな万博(仮称)」の準備会を設立した。内容などを話し合う6つの部会を設け、23年5月をめどに大阪・関西万博の波及効果を学研都市に呼び込むためのイベントの基本計画案をまとめる。
準備会には関西文化学術研究都市推進機構や国際電気通信基礎技術研究所などの研究機関、地元自治体に加え、学研都市に立地する大学や企業も参加。会長には国際高等研究所の松本紘所長、副会長には学研都市推進機構の堀場厚理事長が就任した。
部会のテーマは「コアイベント」「オリジナルコンテンツ」「国際会議」「地域連携」などとし、それぞれの部会でイベントの具体的な事業案をまとめる。準備会の活動は基本計画案の策定までとし、その後は新たにイベントの実行委員会を立ち上げる。

2025年に開催される大阪・関西万博のニュースや特集をまとめました。参加国やパビリオン、地元の盛り上がりなど、最新情報を読めます。