兵庫県、新規感染者260人 28日に対策本部会議

兵庫県は27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに260人確認したと発表した。200人を上回るのは5月22日以来で、約2カ月ぶり。井戸敏三知事は26日の記者会見で、緊急事態宣言に準じた措置をとれる「まん延防止等重点措置」を要請する場合は、「(新規感染者が)200人というのが1つの目安」との見方を示している。重点措置の国への要請を含め、28日に開催する対策本部会議で8月1日以降の対応を協議する。
兵庫県では新規感染者の増加傾向が顕著だ。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は13.5人に達し、国が示す基準で重点措置適用の目安とされている「ステージ3」(15人)が目前に迫る。一方、重症病床の使用率は26日時点で14.5%と低く、井戸知事は「推移を見定める必要がある」としている。
県では重点措置の指定が解除された後の12~31日の期間、リバウンド防止策として、独自に飲食店の営業時間や酒類提供に関する規制を実施している。

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