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岩谷産業、東京ガスのLPガス部門買収 配送コストを削減

岩谷産業は27日、東京ガスグループとINPEXが共同出資するLPガス会社、東京ガスエネルギーを買収すると発表した。買収額は非公表としている。岩谷産業はLPガスの小売りと卸売りで国内首位だが、競合の多い首都圏はシェアが低かった。首都圏を中心に顧客を持つ同業を買収することで、ガス配送を効率化する狙いだ。

6月までに東京ガスエネルギー社の全株式を取得し、100%子会社にする。同社は首都圏でLPガスの卸や小売り販売を手掛けており、売上高は21年3月期で216億円だった。岩谷産業は21年末時点で102万戸の顧客を持ち、同社の買収で顧客数は108万戸を超える見込み。

首都圏の顧客を増やすことで、ガスの供給を効率化する。LPガスは地下の導管で届ける都市ガスと異なり、供給にトラックを使うのが一般的だ。「同じエリアの顧客を増やすことで、1度の配送で多くの顧客にガスを供給できるため配送コストを下げられる」(岩谷産業)という。東京ガスエネルギーが神奈川県横浜市に持つLPガスの輸入基地も活用し、関東東部の顧客への配送距離を短くする。

東ガスの担当者は「(ガス、電力などの)既存事業に経営資源を優先的に投入していくため、LPガス事業の譲渡を決めた」としている。東ガスは足元で電力販売件数が300万件を超え、ガスとのセット割で収益を拡大している。

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