GW中、京都も警戒継続 コロナ対応関西3府県で足並み

京都府は27日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、ゴールデンウイーク(GW)期間中の感染対策をまとめた。「まん延防止等重点措置」が解除された3月下旬以降、府独自で取り組んできた飲食店への人数制限の要請などを継続する。大阪府と兵庫県も独自の対策を継続することを決めており、経済圏が重なる関西3府県で足並みをそろえた形だ。
飲食店への要請では、認証店や非認証店にかかわらず「1テーブル4人以内」や「2時間以内」を求める。大勢が集まる場所に行く際には正しくマスクを着用するなど感染防止対策を徹底することを改めて訴えた。
西脇隆俊知事は「3年ぶりに緊急事態宣言がないGWだ。旅行や帰省、イベントなど普段会わない人との接触の機会が増える」と警戒を呼びかけた。
府内の26日時点の新規感染者数(7日間平均)は843.7人だった。1週間前の19日時点(847.7人)からほぼ横ばいで推移しているが、西脇氏は「依然として一定の感染者が毎日出ている」と危機感を示した。

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