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京都大学、返済不要の奨学金 安藤忠雄氏やニトリが寄付

京都大学は安藤忠雄氏㊥やニトリHDの似鳥会長㊧らの支援を受け、独自の奨学金を設ける(27日、京都市)

京都大学は27日、経済的に困窮しながらも高い向学心を持つ学生向けに独自の奨学金プロジェクトを立ち上げたと発表した。建築家の安藤忠雄氏やニトリホールディングス(HD)などが合計で約25億円を寄付し、月額最大10万円の返済不要の奨学金を2022年度から支給する。京大が返済不要の独自の奨学金制度を設けるのは初めてという。

奨学金プロジェクトは「クリエイト・ザ・フューチャー・プロジェクト」の名称で始める。安藤氏らの寄付をもとに、経済的な支援を必要とする大学院への進学を目指す学部生や、博士課程に進もうと考えている修士課程の大学院生らに奨学金を支給する。32年度までの10年間で1200人以上の支援を計画する。

安藤氏とニトリHDがそれぞれ10億円ずつを寄付し、他にも個人や企業などから寄付を集めた。27日、記者会見した安藤氏は「学費が払えずに大学から去る人が多いと聞いた。次の時代を支える優秀な学生が出てきたらいい」と強調。ニトリHDの似鳥昭雄会長は「京大出身の社員も活躍しており、京都にも愛着があるので役立てたいと考えた」と寄付の理由を語った。

学部生には月額5万円を2年間、大学院生には月額10万円を修士課程で2年間、博士課程は3年間支給する。湊長博総長は「(安藤氏らから)学生が夢を諦めずに頑張れるよう背中を押せる奨学金をつくるべきだという話をもらった。できれば20年続けていきたい」と語った。

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