/

那覇・国際通り、バーチャルで満喫 苦境の観光盛り上げ

バーチャルOKINAWAの「アーニーパイル国際劇場」(左側の建物)=共同

那覇市の国際通りを再現したバーチャル空間で、散策や三線演奏を楽しめるコンテンツが好評だ。新型コロナウイルス禍で観光客が激減し、多くの店舗が休廃業を余儀なくされる中、オンラインで買い物ができる構想も。担当者は「ゆくゆくは観光客誘致につなげ、沖縄を盛り上げていきたい」と意気込む。

仮想現実(VR)を楽しめるアプリ「VRチャット」で利用できる「バーチャルOKINAWA」。大きなシーサー像そばの赤い門をくぐると、実在する土産品店などが出現。伝統菓子ちんすこうの餌をやると、空を泳ぐ魚が寄ってくる。

国際通り商店街振興組合連合会によると、1945年の沖縄戦後、焼け野原から繁華街に復興を遂げた通りは「奇跡の1マイル」と呼ばれた。だが緊急事態宣言の長期化で、約460店舗のうち営業を続けるのは2~3割にとどまる。再起を目指し、コンテンツを手掛ける那覇市のエンタメ会社「あしびかんぱにー」と連合会がクラウドファンディングで制作費を集め、4月末に公開した。

国際通りの名称の由来となった、かつての「アーニーパイル国際劇場」を復活させ、舞台で三線演奏を披露。サンゴの産卵映像の生配信や、バーチャルユーチューバーのライブも開き、国内外の延べ約1万5千人が訪れた。今後は沖縄県産品などを買えるようにし、コロナ禍で中止になった伝統芸能エイサーの行事も届ける。

あしびかんぱにーXR・VTuber事業部長の佐橋直幸さんは「コロナ禍でも、バーチャルなら安心して集まれる」。連合会事務局長の石坂彰啓さん(52)は「国際通り復活の象徴として、多くの方に楽しんでほしい」と呼び掛けている。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン