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お台場 江戸の要衝、五輪の競技会場に

点描 1964→2021

(更新)
お台場海浜公園の水上には五輪マークのモニュメントが設置されている(7月28日)

海上に浮かんだ五輪マークのモニュメント。トライアスロンの競技会場となった東京都港区のお台場海浜公園には、かつて黒船の脅威から国を守るための砲台が設置されていた。

1853年のペリー来航を契機に、時の江戸幕府は東京湾の防衛拠点として6つの埋め立て地に砲台を1基ずつ配備。「第1台場」から「第6台場」と名付けられた。

いずれも利用されることなく役目を終え、明治以降は造船所などの開設で産業の発展を支える立場に。1928年、このうち今のお台場にある「第3台場」が水上公園として市民に開放された。

江戸時代に配備された砲台跡が今も残っている

交通の便の悪さから64年東京五輪が開かれた当時は訪問客も少なかったが、約30年後にレインボーブリッジや臨海都市交通「ゆりかもめ」が相次ぎ開通、一気に人々との距離を縮めた。

港区立郷土歴史館の学芸員、石田七奈子さんは「台場は時代とともに形を変えてきた場所。新型コロナウイルスに伴う社会や人の変化に応じ、どのように姿を転じていくか見届けたい」と話している。

(高木雄一郎)

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