丸大食品、ハム・ソーセージなど再値上げ 4月から

丸大食品は26日、家庭用や業務用のハム・ソーセージなどの計334品目について、4月から5〜30%値上げすると発表した。一部の商品は内容量を減らす「実質値上げ」とする。原材料やエネルギーなどの価格高騰によるコスト増を吸収しきれないと判断した。同社が2022年以降に値上げするのは3度目。
値上げするのはハム・ソーセージと魚肉ソーセージの260品目と、調理加工食品の74品目。主力商品では「燻製屋熟成あらびきポークウインナー」の納品価格を平均8%値上げする。レトルト食品「ビストロ倶楽部 濃厚カレー」は平均10%値上げする。
丸大食品は22年3月と同年10月に値上げを実施した。同業他社では、これまでに日本ハムやプリマハム、伊藤ハムなどが4月からハム・ソーセージを値上げすると発表している。

原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。