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大阪手形交換所が業務終了 140年の歴史に幕

大阪銀行協会は2日、大阪手形交換所(大阪市)の業務を終了した。4日から電子交換所へ業務を移行するため、金融機関同士で企業の決済手段である手形を直接やり取りする光景は姿を消す。大阪手形交換所は全国の交換所の中で最も古く、143年の歴史に幕を閉じた。

手形は企業が商品やサービスの支払いを決済する手段のひとつ。金融機関は企業が持ち込んだ手形を交換所に集約し、他の金融機関への支払額と受取額を突き合わせ、差額を日銀の当座預金を通じて決済する。ネットバンキングなどの普及で手形交換は減少しており、全国銀行協会によると、交換高は2006年度に1億3000万枚にのぼったが21年度は3481万枚にとどまった。

2日は最後の交換業務が行われ、午前8時ごろから金融機関の担当者が続々と作業を始めた。各金融機関から支払ってもらう手形などを配布後、自社のブースに戻って枚数などを確認。同8時40分には全ての業務が終了した。

業務終了後の記念式典で、大阪銀行協会の高島誠会長(三井住友銀行頭取)は「電子交換所の設立で金融機関は手形や小切手を搬送する必要がなくなり、業務の効率化につながる」と訴えた。

金融機関同士のやり取りは電子化されるが、企業は引き続き紙の手形を金融機関に持ち込むことはできる。政府は26年度にも紙の手形や小切手そのものを廃止することを目指している。

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