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大阪府、全教科で全国平均下回る 全国学力テスト

4月に実施された全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、関西各地の教育委員会は28日、各府県ごとの結果の詳細を明らかにした。導き出された課題に対応し、学力向上に向けた取り組みを進める考えを示した。

大阪府教育委員会によると、小学生と中学生の平均正答率は前回(国語と算数・数学は2021年度、理科は18年度)に続き、全教科で全国平均を下回った。ただ府教委は「全体的に全国平均には近づいている」(担当者)とし、改善傾向にあると説明した。

特に改善がみられたのは中学生の国語(平均正答率67%)と数学(同51%)だ。全国平均(全国公立校)を100とした場合、国語は97.4、数学は98.6だったが、前回調査に比べ差はそれぞれ1.4ポイント、1.6ポイント縮小した。

一方中学生の理科は悪化し、今回は94.5と前回(96.8)から差が拡大。小学生も同様に国語と算数に比べ、理科の結果が悪かった。小学生では実験器具の名称など基礎知識を問う問題の正答率が低く、中学生では実験計画を考える力に課題がみられた。

府教委の担当者は「理科は全国平均と差がある状況が続いている。小中学校向けに理科の補助教材を作成するなどしてきたが、改善はまだ道半ばだ」と述べた。

兵庫県教委によると、同県は全国平均とおおむね同水準で、前回までと大きな変化は見られなかった。小学生の平均正答率では算数が全国平均(全国公立校)を約1ポイント上回り、理科は同水準、国語は約1ポイント下回った。

中学生は数学が全国を約2ポイント上回り、理科と国語は全国と同水準だった。

京都府教委は府内の小中学校の平均正答率が全教科で全国平均(全国公立)以上だったと発表した。小学生の国語は68%で、全国平均の65.6%を大きく上回った。

各学校への調査では、生徒らに配布されたタブレット端末などの授業での使用頻度が、京都府は全国に比べて高いことも分かった。

府教委はタブレット端末などを使うと意見を共有しやすく、深い学びにつながるとみており、「端末に不慣れな教員らへ支援を拡充し、活用を促していく」(担当者)としている。

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