走れ!温故知新ツーリズム 関西の旧街道や温泉地が挑む
都市の針路 推進力を高める(4)
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自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」。この古くて新しい観光資源を磨こうと、滋賀県がビワイチ推進室を設けたのは2017年のことだ。
自転車「ビワイチ」だけでなく内陸部への誘客も重視
19年の体験者は10万9000人と15年の2倍。新型コロナウイルス禍で20、21年は9万人を切ったが、22年は回復しつつある。22年4月にはビワイチ推進条例も施行。「初心者も参加しやすく、訪日客や長期滞在者を呼び込める...

2025年万博に向け、大阪・関西が動き出しています。魅力ある都市とは、絶えず新しいものが生まれ、そこで学びたい、働きたいと若者がやってくる「憧れの対象」です。長期低迷からの脱却をめざす都市の現状を描き、都市の進むべき道を考えます。