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「空飛ぶクルマ」スズキなどから96億円調達 開発連携も

空飛ぶクルマを開発するスタートアップのスカイドライブ(愛知県豊田市)は26日、主に第三者割当増資によりスズキなど13社から96億円を調達したと発表した。2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で空飛ぶクルマの飛行を目指しており、各社と機体の開発などで連携する。

東京海上ホールディングス(HD)や三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、関西電力からも出資を受け入れた。スズキとは機体開発や量産体制の構築、インドなど海外展開で協業を検討する。東京海上HDとは空飛ぶクルマの普及を見据え、保険サービス開発などで協力する。りそなグループからは融資を受けた。

スカイドライブは26日に大阪市で開いた記者会見で、初めて2人乗りの機体イメージを公開した。これまでひとり乗りの試作機を開発してきた。大阪・関西万博では来場者が会場周辺を移動するサービスを想定している。操縦士が運転し乗客が遊覧を楽しめる可能性がある。

25年には販売も目指す。価格は1億円程度の見込み。景色を楽しみたい富裕層や、救急用に病院や自治体などがヘリコプターの代替として購入することも想定している。

実現には国が機体の安全性を証明する「型式証明」の取得が課題となる。21年10月にスカイドライブは型式証明の取得を国土交通省に申請した。今後は飛行試験など審査に移るが、取得は「簡単にはいかない」(スカイドライブの福沢知浩代表)。

スカイドライブは18年設立。これまで日本政策投資銀行や伊藤忠商事などから計約50億円を調達してきた。今回の調達額は国内スタートアップとしては有数で、22年では契約審査サービスのリーガルフォース(東京・江東)や自動運転開発のティアフォー(名古屋市)、施工管理アプリのアンドパッド(東京・千代田)などに次ぐ規模になるもよう。スカイドライブの企業価値は数百億円になったとみられる。

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