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緊急事態3回目、街に自粛疲れにじむ 大阪や兵庫など

マスク姿で大阪・道頓堀を歩く人たち(25日午後)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県で25日、緊急事態宣言が適用された。3回目となる今回は、百貨店など大型商業施設や、酒類を提供する飲食店などが休業要請の対象となる。まん延防止等重点措置に続く発令に「自粛疲れ」もみられるなか、人の流れはどう変わっていくのか。初日の動きを追った。

あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)は、25日から地下の食料品フロアを除いて臨時休業し、食料品も午後7時までの時短営業にする。午前10時前、担当者が休業を伝える張り紙を店頭に掲示した。近鉄百貨店は「ネット通販も活用してほしい」と呼びかけている。

3回目の宣言は新型コロナの感染拡大対策として人出の抑制を重視、4都府県の百貨店やショッピングセンターなど多くの人が集まる施設に休業を要請した。JR大阪駅(大阪市北区)周辺の百貨店も、25日からは全館休業や食品売り場など一部のみの営業となった。

店舗のシャッターが一斉に閉められた大阪・梅田の地下街(25日午後、大阪市北区)

大阪府は地下街にも休業を求めている。繁華街の梅田に広がる地下街「ホワイティうめだ」(大阪市北区)では25日、全ての店でシャッターが下り、人々は足を止めることなく目的地へと急いでいた。

飲食店は対応に追われている。大阪・ミナミにある居酒屋では、休業を告知する張り紙を何度も「×」や二重線で取り消しては延長して書き換えていた。大阪市中央区や同北区では2020年11月に時短要請が始まり、何度も繰り返されている。時短営業ではなく休業を選ぶ店もある。仕事の打ち合わせ前に街の様子を見に来たという40代の男性会社員は「振り回されている感じがするね」と心配そうに張り紙を眺めた。

休業期間を何度も書き直した居酒屋の張り紙。5月5日はまん延防止等重点措置の期限(25日午前、大阪市中央区)=柏原敬樹撮影

ミナミの繁華街は25日夜、人通りがまばらだった。ある焼肉店は酒類の提供をやめて午後8時まで営業したが、来店客は1組だった。40代の男性店長は「予約せずに立ち寄るお客が多く、人出が少ないと厳しい。このままだと赤字が膨らむばかりだ」として、26日から平日は休業すると決めた。

神戸市の中華街・南京町でも休業を告知する張り紙が散見された。

 大阪・中之島公園でくつろぐ人たち=25日午後5時1分

一方、25日は天気もよく、中心部の公園では多くのピクニック客がみられた。靱公園(大阪市西区)では、家族連れらが色とりどりのテントを設置してピクニックを楽しんでいた。大阪府などは公園や路上での集団での飲酒の自粛を求めている。

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