パナソニックHD、ブルーレイ・ディスク生産終了へ

パナソニックホールディングス(HD)は2月までに録画用ブルーレイ・ディスク(BD)の生産を終了すると発表した。足元ではストリーミング形式の動画配信や、動画データを保存できるクラウドの普及などで市場が縮小していた。同社の2021年度の販売枚数は20年度比17%減。「継続的に利益を確保することが困難と判断した」(同社)と説明している。
同社は06年から録画用BDを手掛け、これまで累計で約3億3千万枚を販売してきた。生産をやめるのは録画用BDの全製品。ブルーレイレコーダーの生産は今後も継続するとしている。