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滋賀の演習場で場外着弾、陸自トップ謝罪 実弾射撃中止

滋賀県の陸上自衛隊饗庭野演習場で迫撃砲の砲弾が場外に落下した問題で、陸自トップの吉田圭秀陸上幕僚長は24日の記者会見で「地元自治体、住民の皆さまに多大な不安と心配をお掛けし、心からおわび申し上げる」と謝罪した。人為的ミスとの見解を示し、原因究明と再発防止策の徹底を図るまで饗庭野では全ての実弾射撃を中止すると明らかにした。陸自は、訓練部隊が火薬量を誤った可能性が高いとみて調べている。

加藤勝信官房長官も会見で「極めて遺憾だ。原因究明と再発防止を徹底しなければならない」と強調。現時点で人的被害の報告はないとした。陸自は24日午前、演習場の西約1キロの山間部で迫撃砲の砲弾とみられる破片を見つけた。砲弾は本来、演習場内に着弾する計画だったが、実際には西側の国道を越えた。

陸自は18日から国内各地の演習場などで米陸軍と共同訓練を実施中。饗庭野では24日から実弾射撃を含む戦闘訓練を予定していたが、実弾の使用を取りやめた。北海道の矢臼別演習場でのロケット弾射撃は変わらず、吉田氏は「日米双方で安全管理を徹底し、成果を上げたい」と話した。

陸自中部方面総監部の酒井秀典幕僚長は24日午前、滋賀県庁で三日月大造知事に経緯を説明し「原因を徹底的に究明し、再発防止に努める」と謝罪した。知事は取材に応じ、迅速な情報共有を求めたとして「工事中の国道を越えて着弾した。人命に関わる重大な事案だ」と懸念を示した。

場外への着弾は23日午前10時40分ごろに発生。高知駐屯地(高知県香南市)の第50普通科連隊が訓練中だった。〔共同〕

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