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飲む中絶薬の承認審議延期 意見公募の対応で、厚労省

厚生労働省は24日、英製薬会社ラインファーマが開発した人工妊娠中絶のための飲み薬を巡り、同日の薬事分科会で予定していた製造販売の承認可否の審議を延期すると明らかにした。

厚労省は、パブリックコメント(意見公募)を実施した結果、約1万2千件集まり、分析や対応の整理に時間を要しているためとしている。次回以降、審議する見通し。

薬は「メフィーゴパック」。妊娠の継続に必要なホルモンの働きを抑える「ミフェプリストン」と、子宮の収縮を促す「ミソプロストール」の2つを時間をずらして服用する。

実用化すれば国内初の経口中絶薬となり、世界保健機関(WHO)も安全な中絶法として推奨している。手術と比べ、体への負担が少ない中絶の選択肢ができることになる。

厚労省専門部会が1月、承認の意見をまとめたが、社会的関心が高いとして2月に意見公募を実施。その後、上部の分科会で再審議することになった。〔共同〕

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