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JR西日本、「運転整理」AIを製品化へ オルツと開発

JR西日本の子会社でコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のJR西日本イノベーションズ(大阪市)は24日、鉄道の輸送指令員が乱れたダイヤを修正する「運転整理」をアシストする人工知能(AI)の製品化を進めると発表した。JR西がAI開発スタートアップのオルツ(東京・港)と共同開発する。オルツの「パーソナル人工知能」という技術を用いることで、鉄道ダイヤが乱れた際に、適切な運転計画案を自動で作成して早期回復につなげる。

JR西日本イノベーションズとオルツは2020年の資本提携以降、JR西社員の経験に基づく判断やJR西管内のダイヤデータをAIに学習させてきた。自動で運転整理するAIモデルを検証し、一定程度の成果がみられたことから製品化に踏み切る。JR西日本イノベーションズによると、AIが運転整理をアシストすることで、指令員の経験や能力に関わらず最適な復旧ダイヤ案を作成できるようになる。担当者は「乗客の安定輸送と指令員の負担軽減につなげたい」と話している。

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