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京都・琵琶湖疎水沿いに高級宿泊施設 強羅花壇

新しい宿泊施設では旧九条山浄水場跡の沈殿池をプールなどとして活用する

京都市は琵琶湖疏水沿いの旧九条山浄水場跡地活用の事業者に、旅館運営の強羅花壇(東京・港)を選定した。強羅花壇は約1万1千平方㍍の広大な敷地に32室の高級宿泊施設を新築し、2026年春に開業する計画。敷地内の施設を活用する提案内容が評価された。

敷地には国の登録有形文化財に登録されている「旧御所水道ポンプ室」と関わりの深い2基の円形の沈殿池がある。新たな宿泊施設では歴史的、文化的価値のある沈殿池を保存しながらプールやエントランスロビーとして利用する。京都市街地を一望できるテラスや露天風呂なども設ける。

強羅花壇は京都市に対し土地の取得費用として15億円を支払う。京都市が提示していた最低価格の3億6千万円を大幅に上回る水準だ。同市は売却益のうち3億円程度を、敷地周辺にある旧御所水道ポンプ室の保存・活用に充てる。

同地にはもともと京都御所に防火用水を送るための施設があった。その後、京都市が浄水場として運営したが、1987年に老朽化などを理由に利用を停止。88年からは水処理技術の実験プラントに転用され、2005年以降は遊休資産となっていた。

強羅花壇は神奈川県・箱根で旅館を運営する。箱根以外へ進出するのは初めて。橋本龍太朗社長は「観光の先行きを見通すのは難しいが、インバウンド(訪日外国人)や国内の富裕層に満足してもらえる施設にしたい」と話す。

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