ノーベル技術で省エネEV ロス削減、超電導モーターも
電池の時代㊦
[有料会員限定]
電気自動車(EV)が1回の充電で走る距離はここ10年で4倍に延びた。電池が大きくなり、「航続距離が短い」弱点は解決済みに見える。だが一段と性能が上がるこれからは「CASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)」でさらに消費電力が増える。仮に電池の進歩が滞ったとしても、洗練と革新を続けるモーターや電線などが黒子役となってEVの進化を支える。
世界唯一の「新車」が時速100キロメートルを達成...

温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンゼロ。EVや再生可能エネルギー、蓄電池、各国政策などの最新ニュースのほか、連載企画やデータ解説を提供します。