茨城・行方で住宅火災、4遺体発見 母親と子ども3人か - 日本経済新聞
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茨城・行方で住宅火災、4遺体発見 母親と子ども3人か

(更新)

24日午前5時5分ごろ、茨城県行方市於下の2階建て住宅から火が上がっているのを牛乳配達の男性が発見し、119番した。県警や消防によると、火災は午前7時ごろ鎮火し、焼け跡の2階部分から4人の遺体が見つかった。住人の母親と子ども3人と連絡が取れていない。

県警によると、住人は夫婦と子どもの5人暮らし。遺体は母子4人の可能性があるとみて身元を調べている。父親は外出中で、けがはなかった。

近所の住民などによると、窓から炎が噴き出し、屋根の一部が落ちるほど激しく焼けた。

近くに住む自営業の男性は「見に行ったら、消防車が10台ほど来ており、建物は全部燃えてしまっていた」と話した。

現場はJR潮来駅から北西に約13キロの畑や住宅が混在する地域。〔共同〕

早朝に真っ赤な炎 周辺住民、安否気遣う


早朝の住宅から真っ赤な炎が上がり、周辺には防災無線や消防車のサイレンが鳴り響いた。茨城県行方市で4人の遺体が見つかった住宅火災。家族5人が暮らしていたといい、近所の人たちは安否を気遣った。
住宅は2階の屋根や壁が焼け落ち、黒く焦げた骨組みがむき出しになっていた。近所に住む主婦は「炎が家から勢いよく噴き出していて、窓ガラスがバリバリと割れる音がたくさん聞こえて恐ろしかった」と様子を振り返り「幼くてかわいい子ども3人と、その両親が住んでいる」と心配そうに話した。
現場から50メートルほど離れたところに住むという男性は「朝5時半ごろ、市の防災放送で火事に気づいた。窓から真っ赤な炎が上がっているのが見えた。大丈夫だったのだろうか」と気遣った。
近所の主婦によると、小学生の子どもが通学バスに乗り降りする際に「おはよう」「ただいま」とあいさつしてくれた。母親とは買い物で一緒になることがあり「今日は寒いですね」などと気さくに話しかけてくれたという。〔共同〕

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