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J1神戸・イニエスタ契約延長 「熱い思いで挑み続ける」

神戸のイニエスタ㊧は5月に公式戦に復帰した=共同

J1神戸のアンドレス・イニエスタ(37)の契約延長が決まった。「イニエスタ選手に関する重要な記者会見」を5月11日に開催するとのリリースが流れると、様々な臆測が流れたが、蓋を開ければ2年間のチーム残留。記者会見では「自分にとっては周りから信頼してもらっている、大切にしてもらっていることが何よりも大事。3年前に来た時と同じ熱い思いで(クラブが目標に掲げるアジア王者へ)挑み続けたい」と力強く語った。

日本代表の森保一監督をはじめ、あちこちから歓迎するコメントが出たが、何よりチーム内からの反響が大きかった。三浦淳寛監督は「日本、アジアのサッカー発展にとって喜ばしい。プレーはもちろん、人間性や練習に取り組む姿勢……。学ぶところはたくさんある。一日でも長くヴィッセルのためにプレーしてほしい」と喜ぶ。今季J2東京Vから移籍してきたMF井上潮音は167㌢の自分に重ね、「体格、プレースタイルとも、フィジカルで勝負するタイプではないのは同じ。僕には最高のお手本。近くで見られるのはものすごい勉強になる」と話す。

昨年12月のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝では右太ももの負傷を抱えながら準決勝進出に貢献。その姿には、レジェンドにありがちなおごりはまったくなく、ただタイトルへの執念に満ちていた。今季もキャプテンを務めているところにチームにおける存在の大きさが表れている。

サッカーファンにも吉報だ。「なぜ、そこにそのタイミングでパスが出せる?」「そんなスペースが見えていたのか」と感嘆するようなプレーをさらに2年見ることができるのだ。

観戦の際にはイニエスタ1人を追い続けてみると面白い。フルスピードでダッシュする回数こそ少ないが、ボールに数多く触れるべくピッチ上の色々なところに顔を出しており、運動量は決して少なくない。パスをもらえばワンタッチでさばいたり、キープして相手を引き付けてからスルーパスを出したり……。そのパスも、受け手の側に立った優しいもので、かつ相手が届かないスピードとコースを通してくる。

ACLでの負傷も癒え、5月に公式戦に復帰。22日の浦和戦では今季初のフル出場を果たした。「久しぶりの90分だったが、感覚は良かった。ここから本来の自分に戻っていくのにはいい(スタートの)試合だった」と振り返る。これからは先発出場がほぼ確実。スタジアム観戦をお薦めしたい。

(土田昌隆)

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