商船三井、不動産に4000億円投資 コンテナ依存から脱却
【イブニングスクープ】
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商船三井が2023年から5年間で不動産事業に4000億円を投じる。4月に完全子会社化したダイビルが主導し、米国に進出するほかベトナムやオーストラリアなどの海外案件を増やす。海運事業が好調なうちに中長期で安定的な収益が見込める不動産への投資を急拡大し、市況に左右されやすいコンテナ事業への依存を減らす。
海運事業は新型コロナウイルス禍で物流需要が急増した。商船三井の23年3月期の連結純利益は前期比1...