関西同友会、教育コンテンツとりまとめ 万博誘客に活用

関西経済同友会は22日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)をきっかけとした修学旅行などを誘致するため、会員企業の保有する教育コンテンツを取りまとめたと発表した。施設見学や出前授業など19社による22の取り組みを紹介しており、万博の運営主体「日本国際博覧会協会」に情報提供した。万博会場以外に見て回れる内容を増やし、誘客に活用してもらう。
「企業版教育コンテンツ」として、関西同友会の大阪・関西EXPO委員会がまとめた。同日、大阪市内で記者会見した同委員会の松村幹雄委員長は「若い世代に万博を認知してもらい、訪れてもらうため教育旅行に着目して方策を検討してきた」と説明。「企業のSDGs(持続可能な開発目標)に向けた活動を若い世代に知ってもらう機会にもなる」と期待を示した。