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障害理解求め電車ポスター 山陽電鉄、イラストで解説

山陽電鉄が制作した知的障害がある人らへの理解を求める啓発ポスター=共同

山陽電鉄が知的障害がある人らが駅や電車内で取りやすい行動に理解を求める啓発ポスターを製作した。約千枚を印刷し、各車両や系列のバス車内などに掲示を始めている。

ポスターは「おおごえ(を出す)」「うろうろ(歩く)」「ぶつぶつ(言う)」など障害の特性による5つの行動を色つきのイラストで紹介。「大声を出すのは不安を抑えて落ち着こうとするため」「ぶつぶつ言うのは気持ちの整理をするため」と理由も説明する。

「こうした行動が障害の特性によるものと分かれば、当事者を誤解する人が減る」との考えで、障害理解について駅員や乗員らにアンケートを実施するなどし、障害がある人の保護者らでつくる「手をつなぐ育成会」の地元組織と相談しながら1年ほど前からポスターの製作も進めてきた。

啓発ポスターを手にする山陽電鉄の樫原雛乃さん㊨(5月、兵庫県明石市)=共同

ポスターのキャッチフレーズ「私のことを知って下さい」とイラストは車掌の樫原雛乃さん(21)が考案した。当事者と同じ目線で問題を考えたかったという。

製作に協力した四方成之さん(79)=兵庫県明石市=は「ポスターが代弁者となり、『理解しよう』と思う人が増えたら、障害がある息子も暮らしやすくなる。駅や電車で『あの人、困ってないかな』と気付いてもらえたら」と期待している。〔共同〕

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