関西電力子会社、電圧測定の怠慢や虚偽報告は17年度から
関西電力の子会社である関西電力送配電は22日、電気事業法で義務づけられた電圧の測定・記録・保存を怠っていた問題で、大阪府内の営業所1カ所が2017年度から6年間違反していたと発表した。また17〜21年度には虚偽の数値を報告していた。担当者が業務を理解せずに管理も不十分だったことなどが原因で、社内教育などで再発を防止する。
経済産業省に同日、原因や再発防止策をとりまとめて報告した。問題のあった営業所の担当者は定期電圧測定について、17〜22年度の各年度で一部もしくはすべて実施していなかった。また、17年度から事実と異なる数値を記録をして報告していた。
経産省が14日、関西電力送配電の一部営業所で電圧の測定などを怠っていると発表。違反がいつから発生したのかなどの報告を22日までに求めていた。