プロ野球グラブ「最高のフィット」に 革選びから縫製まで
現場探究
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まだ雪が残る山々に囲まれた工場に、革を裁断してミシンで縫製する音が響く。ミズノテクニクス波賀工場(兵庫県宍粟市)は、ミズノがプロ野球選手向けのグラブを手掛ける国内で唯一の拠点だ。
1枚の牛革がグラブになるまでの全工程を、約35人の従業員が手分けして進める。一般用のオーダーメードも手掛けるが、プロ向けの責任者は2人だけ。まだ30代の若き職人、早川剛史さんは「グラブ作りは選手にプレーや成績、どんなグ...
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