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元職員ファイル、国が地裁に提出 森友改ざん

森友学園の国有地売却問題を巡る財務省の決裁文書改ざんで、自殺に追い込まれた近畿財務局の元職員、赤木俊夫さん(当時54)が改ざんの過程をまとめた「赤木ファイル」を国が大阪地裁に提出したことが21日、分かった。国に損害賠償を求めて提訴した原告の妻、雅子さん(50)側にも郵送し、22日にも内容が明らかになる見通し。雅子さんの代理人の生越照幸弁護士が明らかにした。

財務省が2018年6月に公表した調査報告書では、赤木さんに対する改ざんの具体的な指示の内容や指揮系統は判然としていなかった。

国側によると、ファイルには赤木さんが経緯を時系列にまとめた文書や、財務省理財局との間で交わされたメールなどが含まれている。

国側は「探索中」などとファイルの存否を明らかにしていなかったが、地裁に提出を促され今年5月6日に存在を認めた。個人情報保護の観点から、マスキング(黒塗り)をした上で6月23日の第4回口頭弁論までに提出するとしていた。

財務省の報告書では、理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官(63)が改ざんの方向性を決め、理財局幹部らが安倍晋三前首相の妻昭恵氏に関する記述を削除し、理財局が近畿財務局に改ざんを指示したとされた。〔共同〕

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