京都商工会議所の塚本会頭、続投を示唆

京都商工会議所の塚本能交会頭(ワコールホールディングス会長)は21日に開いた定例記者会見で「まだやり残したことがある」と述べ、2期目を続投する可能性を示唆した。新型コロナウイルス禍が続く中、地域経済を盛り上げるために経済界を束ねる役割を担う。会頭人事は11月に開催予定の臨時議員総会で正式決定する。
塚本会頭は立石義雄氏(元オムロン社長)の後任として、2020年4月に京商会頭に就任。22年10月末に任期満了を迎える。会見ではコロナ禍やウクライナ問題、文化庁の京都移転、2025年の大阪・関西万博などを挙げ、「やらないといけないことがいっぱいある。今の期中に解決することはできない」と話した。