大和ハウス、物流からサーモンまで 「出る杭打たれぬ」
大和ハウス 10兆円への道(3)
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大和ハウス工業が建築業界での存在感を高めている。2000年代に物流センターの開発を本格開始し売上高を伸ばすと、10年足らずで全社の稼ぎ頭へと成長した。近年はデータセンターやサーモンの陸上養殖施設などさらに事業の幅を広げている。新規事業を生む背景には「やってみなはれ」の企業文化がある。創業100周年の2055年に売上高10兆円という目標に向け、大和ハウスが探索の手を緩めない。
工場や事務所の建設に...
