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コロナワクチン、関西でも職場接種開始 ダイキンやJR西

職場接種が始まり、ワクチン接種の受け付けをするJR西日本の社員(21日午後、大阪市阿倍野区)

新型コロナウイルスワクチンの職場接種が関西の企業でも21日に始まった。鉄道や電気・ガスなどインフラ企業で相次ぎ実施し、ダイキン工業は接種対象を定年退職者の家族にまで拡大。職場から感染拡大を防ごうと、接種を急いでいる。

JR西日本は列車の運行を管理する指令所の社員約50人に接種した。当日と翌日が勤務にならないよう調整し、今後は駅係員や乗務員などに対象を広げる。7月以降は1日400人規模に拡大し、10~11月までに2回目の接種完了を予定している。急な体調変化にも対応できるよう、JR西が経営する大阪鉄道病院(大阪市)の隣にある支社の会議室で接種した。阪急阪神ホールディングス近鉄グループホールディングスなどの私鉄でも接種に乗り出した。

ワクチン接種を受けるJR西日本の社員(21日午後、大阪市阿倍野区)

大阪ガスは7月末までに9千人の1回目接種完了を目指す。ガスの保安業務に携わる30代の男性社員は「限られた人員で24時間365日体制で業務をしている。お客様の安心のために接種できてよかった」と話した。関西電力は本店に加え、7月上旬から順次、福井県内の原子力発電所3カ所でも始める。

ダイキン工業は注意事項のイラストを貼るなどしてスムーズな接種を促す(21日午前、大阪市北区)

ダイキンは3万7千人を対象とし、非正規の従業員と家族、さらには定年退職者と家族まで含める。全従業員の8割以上が接種を希望している。会社が日時を指定し、人繰りが難しい職場では、皆が同時に接種しないようにする。30代の男性社員は「自分の年齢だと自治体からの案内は遅くなる。優先的に接種ができることはありがたい」と話した。

金融機関にも接種が広がる。京都信用金庫では接種した人にはそのまま帰宅を促した。接種後に異常があった場合に業務中では対応できないといった懸念に配慮した。翌日に異常が見られた場合、特別休暇を取れる。

ネジ商社のサンコーインダストリーは仕入れ先にも呼びかけて職場接種を実施する(大阪府東大阪市、21日の模擬訓練)

ネジ専門商社のサンコーインダストリー(大阪市)は21日、大阪府東大阪市の物流センターで模擬訓練を実施した。自社だけでは規定の1千人に足りず、仕入れ先のネジメーカー200社の従業員を含めて7月上旬と8月上旬に接種する。奥山淑英社長は「21日に始めたかったが、医師と看護師を探すのに時間がかかった。20近い医院に電話して引き受けてくれるよう頼んだ」と話す。

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