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塩野義製薬、コロナ飲み薬の治験データの提出開始

塩野義製薬は20日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、医薬品の審査を担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)に初期の臨床試験(治験)のデータを提出したと発表した。最終治験のデータも順次提出し、早期の承認申請に向けてPMDAや厚生労働省と協議を続ける。

開発中の飲み薬はウイルスの増殖に必要な酵素の働きを妨げる。感染初期に投与して重症化の抑制と発熱やせきなどの症状改善を狙う。初期の治験は国内の20歳以上55歳以下の健康な成人75人を対象に安全性を検証した。

塩野義は同日、最終治験の前半部分で体内のウイルス量を下げる効果を確認したことも明らかにした。2021年9月末から始めた最終治験は無症状者や軽症者、中等症患者をあわせて約2100人を対象とする計画で、後半部分では症状改善や発症率低下に関するデータを集めている。参加者を集めるため韓国やシンガポール、ベトナムなど海外に治験を広げる。

塩野義は飲み薬が新たな変異型「オミクロン型」にも有効だったとする実験室レベルでの初期分析を発表している。日本では3月末までに100万人分を生産する計画だ。

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