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旭川中2いじめ再調査へ 自殺との関係、判断回避で

(更新)

北海道旭川市で昨年3月に凍死した状態で見つかった中学2年、広瀬爽彩(さあや)さん(当時14)がいじめを受けていた問題で、市教育委員会の黒蕨真一教育長は20日の市議会で、事実関係を調べてきた第三者委員会がまとめた最終報告書を公表した。

所見書で「調査が不十分」と訴えていた遺族側の要望を受け、今津寛介市長は同日、市が再調査を行う方針を表明した。

報告書は最大の焦点だった「いじめと死亡の関連性」について「明らかにできるだけの情報を得ることができず不明」と判断を回避した。再調査でその判断に踏み込むかどうかが注目される。

黒蕨教育長は冒頭、報告書で「(いじめ防止対策推進法に基づく)重大事態としての認知の遅れや対応の誤りなどが指摘された」と陳謝。今津市長は「遺族の思いに応えて決断した」と述べた。

市教委は第三者委に、いじめの事実関係や死亡との因果関係など4項目を諮問。市教委は12日、最終報告書と遺族側の所見書を市長に提出した。

報告書では性的動画の送信要求など広瀬さんが通っていた中学や他校の先輩7人による6項目をいじめと認定。学校や市教委が概要を把握した2019年6月時点で重大事態と判断し、対応すべきだったとしていた。

遺族側は所見書で「自死にいたる経緯、因果関係に関する判断を放棄している」と非難。いじめや学校側の対応と自殺との関連などについて再調査を求めていた。〔共同〕

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