ダイキン、脱炭素で国際団体に加盟
ダイキン工業は20日、国際団体である「持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)」に加盟したと発表した。WBCSDは世界で200社以上が加盟しており、脱炭素などに関わる意見交換や提言を行う。ルール形成に一定の影響力があり、ダイキンは環境性能などの規格づくりを主導する狙いもある。
世界の空調台数は2050年に現在の3倍に拡大するとみられており、エネルギー消費の増大が課題となっている。ダイキンは省エネ性能の高い空調など環境技術に強みがあり、空調世界大手として意見交換などに参加する。