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パナソニック、センサー部品コスト5割減 自動運転向け

パナソニックは27日、赤外線センサーに使うレンズを2022年度にも量産すると発表した。一部の工程を省く独自の生産方法で他社製品と比べコストを最大5割削減する。夜間の障害物や室内の温度分布を調べる用途で、自動運転車や家電向けの需要を見込む。カメラ用レンズで培った技術を生かした。

カメラレンズを生産する山形工場(山形県天童市)と京都府京田辺市にある子会社の工場で量産する。投資額は非公表。国内外のセンサーメーカーに供給する。25年度に売上高20億円を目指す。

赤外線センサー用のガラス材料は高価なうえ、割れやすく製造コストがかさむ。パナソニックは特殊な前処理を施し、削ったり磨いたりする工程を省略した。金属のフレームとガラスを一体で成形する技術も確立し、レンズの周りが欠けて不良品になるのを防ぐ。先行するベルギーのユミコアなどを低価格を強みにして追いかける。

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