公共交通の価値、「クロスセクター効果」で見える化
おカネ知って納得
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全国各地でローカル鉄道の存廃を巡る検討が始まる。公共交通は地域の医療や教育に果たす役割が大きいといわれるが、公的負担に見合うものなのか。建設的な議論のため、公共交通の存在価値をおカネに換算する「クロスセクター効果」が注目されている。
滋賀県東部を走る近江鉄道(彦根市)について県や沿線10市町は2020年3月、設備保有と運行を分ける上下分離で全線存続させると決めた。このとき国内で初めて鉄道のクロス...
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