大きな窓から通天閣 新今宮のホテル「OMO7」22日開業
(更新)
<訂正>2022年4月19日21時45分公開の「大きな窓から通天閣 新今宮のホテル『OMO7』22日開業」の記事中、「1泊2人約11万円の『いどばたスイート』や同6万3000円のコーナーツイン」とあったのは「1泊4人約11万円の『いどばたスイート』や1泊2人6万3000円のコーナーツイン」の誤りでした。

星野リゾートは19日、JR新今宮駅前に建設した新ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」の内覧会を開いた。エントランスでは大阪の観光地を紹介する「ご近所マップ」が利用者を迎え、部屋の2面を大きな窓にして通天閣などが眺められる「コーナーツインルーム」を設けた。様々な「ほれてまうわ、なにわ」(星野佳路代表)の工夫を凝らし、22日に開業する。

新ホテルは地上14階建て延べ床面積約3万7千平方メートルの大規模施設で、8タイプ436室からなる。2階のレストランでは串かつ、どて焼きなど大阪を代表する料理をアレンジしたコースを提供する。1泊4人約11万円の「いどばたスイート」や1泊2人6万3000円のコーナーツインなどの予約は昨秋から受け付けており、既に5月の大型連休まで全体の7割程度が埋まっているという。

新ホテルは大阪の観光地として知られる新世界や通天閣のほか、労働者の街として知られる「あいりん地区」にも近い。星野代表は「大阪らしさを感じられる素晴らしい場所にチャンスをもらった」として、宿泊者向けに近隣を巡るガイドツアーを開くとともに、敷地内の広場「みやぐりん」を日中、一般に開放する。
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