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大幸薬品の最終赤字95億円 クレベリン不振、21年12月期

大幸薬品が18日発表した2021年12月期の連結決算は、最終損益が95億円の赤字だった。新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中で、主力製品「クレベリン」の販売が計画を大きく下回った。棚卸し資産評価損などクレベリン関連で約61億円の損失を計上したことも響いた。

決算期変更した前の期は実質9カ月決算で、38億円の最終黒字だった。前期の営業損益は49億円の赤字。需要の増加を見込んで積み増していたクレベリンの在庫が過剰となり、棚卸し資産評価損37億円を計上した。21年4月から稼働を停止している茨木工場(大阪府茨木市)の減損損失などを含む特別損失28億円も利益を押し下げた。

クレベリンのスプレーなど一部製品をめぐっては、1月に消費者庁が景品表示法に基づく措置命令を出した。「空間に浮遊するウイルス・菌を除去」といった表示に合理的根拠がなく、優良誤認表示にあたると指摘して再発防止を求めた。大幸薬品は措置を不服として法的措置を検討している。返品を見込んだ返品調整引当金繰入額6億円も計上した。

業績悪化を受けて代表取締役と専務、執行役員の計9人の役員報酬を3月から3カ月間減額する。柴田高社長は50%減となる。

22年12月期の業績予想は未定とした。消費者庁の措置命令の影響を見極めている段階で不明な点が多いためという。

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