古野電気、超音波で養殖支援 「建設テック」にも参入
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海に浮かぶ大きないけすに、ゆっくり水中カメラを沈めていく。カメラには通信ユニットやケーブルが付属しており、人工知能(AI)を使って魚の全長や体重などを解析できる。古野電気が2021年から販売を始めた魚体重推定システムだ。
養殖現場では「網で魚をすくって計測するケースが少なくない」(浅海茂・養殖支援事業推進室長)。カメラとAIで解析できれば作業効率が向上するうえ、成長に応じて給餌でき、養殖の大きな...
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