大阪府、過去最多の6101人感染 病床使用率31%に
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大阪府は19日、新型コロナウイルスの新たな感染者を6101人確認したと発表した。18日の5396人を上回り過去最多を更新した。60代の女性と90代の女性の計2人の死亡が確認され、府内の累計死者数は3072人となった。
吉村洋文知事は、確保している全病床の使用率が35%に達した場合、コロナ対策の「まん延防止等重点措置」を政府に要請する方針を示している。19日時点の全病床(3734床)に対する使用率は31.3%となった。
重症者は前日から1人減の13人で、確保している重症病床(612床)に対する使用率は2.1%となった。軽症・中等症病床の入院は前日から86人増の1156人。確保している軽症・中等症病床(3122床)に対する使用率は37.0%だった。
自宅療養者は1万5828人となり、前日から2705人増えた。公費によるPCR検査などを計3万76件実施した。
10~16日の公費負担の検査数は10万3462件で陽性率は15.0%。自費による検査数は1万5050件、薬局などで実施した無料の検査数は4万3460件だった。