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高松城の堀、和船でつなぐ聖火リレー

高松城跡の堀で和船に乗り込みトーチを掲げ聖火を運ぶ田野口佳奈さん。後方から約10人が泳いで続いた(18日夕、高松市)=共同

東京五輪の聖火リレーは18日、香川県での2日目が行われた。坂出市を出発し、瀬戸内海に浮かぶ与島や映画「二十四の瞳」の舞台となった小豆島などを経て高松市でゴールを迎えた。高松城跡の堀では和船が聖火を運んだ。同市大島にある国立ハンセン病療養所「大島青松園」の入所者、松本常二さん(89)は最終ランナーとして市内を車いすで巡った。

松本さんは病気の影響で指がないという右手で、介助者と一緒にトーチを掲げ、聖火をつないだ。差別をなくしたいと応募し、走者に選ばれてからは「精いっぱい生きている姿を見てほしい」とトレーニングをして準備してきた。ゴールした後は「ハンセン病が治る時代になったと知ってもらえた。差別のない国にしてほしい」と語った。

和船には、自転車競技に励む高校2年の田野口佳奈さん(16)がトーチを手に乗り込んだ。ゆっくりと進む船の後方から男女約10人が「ハ」の字の陣形で泳いで続き、雰囲気を盛り上げた。

与島では近くの岩黒島に住む県立多度津高1年の岩中楓さん(15)が瀬戸大橋を望む海岸線を駆け抜けた。

母校の坂出市立岩黒中では3年間、同級生はおらず、さみしいこともあったというが「島の人たちの優しさに支えられた」と感謝の気持ちでいっぱいだ。「島の魅力を世界中に伝えたい」との思いで臨み、走り終えた後は「素晴らしい島で過ごせて幸せ」と話した。

聖火リレーは19日から高知県で行われる。〔共同〕

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