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日東電工、英社おむつ材料事業買収 過去最大800億円で

日東電工は17日、英製紙大手のモンディから紙おむつや生理用品の材料事業を買収すると発表した。買収額は約6億ユーロ(約800億円)で、同社として過去最大の規模となる。欧州を中心に衛生用品材料を拡販し、現在主力のディスプレー材料への依存から脱却を図る。

年内にモンディから同事業を手がけるドイツや中国、米国に拠点を置く4会社を買収して事業を取得する。紙おむつや生理用品、マスクで使う材料などを製造販売している。開示していない米国を除く2020年12月期の事業売上高は計約400億円強、最終損益は約16億円の赤字だった。

日東電工は12年にトルコの工業用テープ大手、ベントの買収を契機に紙おむつ市場に着目し、中東やアフリカで伸縮材の販売拡大に乗り出していた。モンディが持つ開発技術と販路を活用し、欧州などでの事業拡大を目指す。

100億円を超える規模の買収ははじめてとなる。24年3月期までの3年間でM&A(合併・買収)に1500億円を充てる計画を示していた。

日東電工は液晶材料を中心とする事業が22年3月期に全社の営業利益の65%程度を占める見通し。液晶ディスプレーは需要変動が大きく、高すぎる依存度からの脱却が長年の課題となっていた。モンディの事業買収でディスプレー以外の事業も拡大し、経営の安定性を高めたい考えだ。

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