警察追跡の車がビル衝突し炎上 京都、運転の18歳逮捕
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17日午前2時15分ごろ、京都府亀岡市追分町馬場通の市道で、パトカーに追跡されていた乗用車が、宝石店が入る複合ビルに突っ込み、車とビルの一部が炎上した。助手席の職業不詳の男性(19)が胸を強打して重傷、運転していた男子専門学校生(18)も軽いけがを負った。
京都府警亀岡署はこの男子専門学校生を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕した。追跡について「適切な職務執行だった」としている。
同署などによると、同市篠町浄法寺の交差点で巡回中のパトカーが信号無視を目撃し停止を呼びかけたが、乗用車が逃走したためサイレンを鳴らして約700メートル追跡。追跡をやめた後も車は走り続け、交差点から1.5キロ先で事故を起こした。車が衝突した複合ビルは3階建てで、1階の宝石店と2階のエステサロンが燃えた。出火当時、ビルは無人だった。〔共同〕