関西自治体、シェアサイクル普及後押し 鉄道との連携も
データで読む地域再生
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自転車が日常の移動手段として根付く関西で、利用環境をさらに向上させる取り組みが目立っている。通勤・通学で「自転車のみ」を利用する人の割合を示した「自転車分担率」で全国1位の大阪府では豊中市や堺市が放置自転車対策としてシェアサイクルの普及に力を入れる。各地域で観光需要も見据えた専用道の整備や鉄道との連携なども進んでいる。
京都市中心部から大阪市を経て堺市や兵庫県西宮市にかけて比較的平たんな土地が続...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。