堺の伝統産業のビジネスプラン、大阪の3大学学生が提案

堺市の伝統産業、刃物や注染、線香の活性化に向けて経営学を学ぶ大学生がビジネスプランを披露するコンテストが開かれる。関西大学が堺市と取り組む地域連携事業の一環で、26日にオンラインで開催。優れたアイデアは地場企業と事業化に取り組むことも検討する。
コンテストは関西大の上野恭裕教授、大阪市立大学の吉村典久教授、大阪府立大学の今井希准教授の下で経営学を学ぶ3年生約30人が9グループに分かれて参加。地場企業の経営者らが審査委員となり評価する。
コンテストの狙いについて上野教授は「学生が地元企業と一緒に事業のあり方を考えることで経営学への理解が深まる」とし、「伝統産業への関心を高めたい」と話す。