うめきた2期のホテル「阪急グランレスパイア大阪」に

阪急阪神ホールディングス傘下の阪急阪神ホテルズ(大阪市)は16日、JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」で2024年度後半に開業予定のホテルの名称が「ホテル阪急グランレスパイア大阪」に決定したと発表した。約23平方メートルの部屋を中心に全482室で、インバウンド(訪日外国人)を含めて夫婦やカップルの利用を見込む。
南街区の28階建て複合ビルの5階から28階に位置し、レストランやラウンジ、フィットネスなどを設置する。19年に大阪駅前のヨドバシ梅田タワーで開業したファミリー層向けホテル「ホテル阪急レスパイア大阪」に比べ、高スペックにして価格帯も引き上げる。
うめきた2期では3つのホテルが開業予定で、他の2ホテルは米ヒルトンが運営する。プールや宴会場を備えた最高級ブランドのホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」と、会議室などを持つ「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が開業予定だ。