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神戸空港でロボットが接客 阪大とサイバーが実験開始

神戸空港(神戸市)のターミナルビルで17日、ロボットに施設の案内や接客をさせる実証実験が始まった。出発ロビーや飲食店フロアに計10台の卓上型ロボットを配置し、2人のオペレーターが遠隔操作で利用客の質問に答えたり店舗を紹介したりする。案内業務の効率化とサービス向上が狙いで、さっそくロボットに話しかける客の姿がみられた。

実験は26日まで実施する。大阪大学とサイバーエージェントが手掛け、ロボットベンチャーのヴイストン(大阪市)が開発した高さ30センチメートルほどの卓上型ロボット「Sota(ソータ)」を使う。

ロボットはカメラで人の接近を検知して「神戸空港へようこそ」「僕に話しかけてほしいな」などと自動で呼びかけ、あいさつや自己紹介など約100通りの簡単なやりとりは人工知能(AI)で自律的に判断して返答する。お薦めの店舗の紹介など複雑な質問については在宅勤務のオペレーターが遠隔で対応する。音声は同じなので自然な会話の流れに感じさせる。

空港のターミナルは広大で施設も多いため迷いやすく、利用客が十分なサービスを受けられないこともある。実験ではオペレーター1人で5台のロボットを操作し、少人数で広くターミナル内をカバーしてより多くの利用客への対応にあたる。

ロボットとの会話を試した神戸市在住の80歳代の女性は「かわいらしくて、すぐ返事もしてくれるのでいいと思う」と感心した様子だった。

神戸空港での10日間の実証実験でオペレーターの対応力や顧客の満足度などを検証し、今後は商業施設などでも同様の実験を行う予定。サイバーエージェントの馬場惇主任研究員は「数年内にビジネス化を目指したい」と、公共施設や商業施設などでの導入を目指している。

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