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相続申告漏れ2230億円 コロナ禍影響薄れ

国税庁は16日、今年6月までの1年間(2021事務年度)の調査で、相続税の申告漏れが前年度に比べ24.9%増の2230億円だったと発表した。新型コロナウイルス禍の影響が弱まり、調査件数は前年度比23.7%増の6317件だった。

国税庁によると、調査では悪質なものや大口の事案が優先され、1件当たりの申告漏れ課税額は3530万円と過去10年間で最高となった。

項目別の相続財産の金額は、現金・預貯金6兆6846億円、土地6兆5428億円、有価証券3兆2204億円、家屋1兆133億円。いずれも過去10年間で最高となった。

申告漏れの事例では、関東信越国税局が、洗濯機の下や床下に隠した夫の現金約3億円や家族名義の預金通帳約1億円を申告しなかったとして、妻や子に重加算税を含めて約1億7千万円を追徴課税した。〔共同〕

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