/

大阪府の観光促進策、19日予約開始 宿泊最大5千円割引

大阪府は17日、府民を対象にした観光促進キャンペーンの再開を発表した。19日から予約を受け付け、24日から利用を開始する。府内を旅行する際にかかる宿泊料を最大5000円補助する。新型コロナウイルスワクチンを2回接種したか、PCR検査の陰性証明書を持っていることが条件。コロナ禍による移動自粛で打撃を受けた観光関連産業の活性化を狙う。

キャンペーン名は「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」。1人あたりの1泊料金が3000円以上の場合、金額に応じて5000円を上限に最大半額割り引かれ、2連泊まで適用できる。旅行業者などが組んだ府内の旅行プランが対象。

希望者は大阪府・市などが立ち上げた専用ウェブサイトでキャンペーン対象となる旅行プランを検索し、記載された事業者のサイトなどから予約する。予約時に同キャンペーンを利用することを事業者に伝え、割引後の旅行代金を支払う。

旅行当日は宿泊施設でのチェックイン時に、コロナ検査の陰性結果かワクチン接種済み証を提示する必要がある。

普段から同居する人同士で旅行する際は、この条件を緩和する。例えば4人家族で申し込んだ場合、そのうち1人がワクチン2回の接種歴を提示できれば、そのほかの3人が証明できなくても割引価格での宿泊が可能となる。

旅行先の飲食店や観光施設で使えるクーポンも同時に配布する。最大3000円分で、感染対策の基準を満たした場合に府が発行する「ゴールドステッカー」の認証店など、感染対策を実施済みのところでのみ使える。利用可能期間は旅行期間中に限定した。

同キャンペーンが適用可能なプランを提供する宿泊施設は現時点で529施設、旅行業者は284業者あり、事業者側も積極的だ。クーポンの利用可能店舗数は約2100店舗にのぼる。宿泊料などの割引は12月31日まで、クーポンの付与は2022年1月31日までだが、吉村洋文知事は「期間は伸びる可能性がある」とした。

今後は全国の感染状況をみながら、対象者を「(関西の)近隣府県の皆さんが大阪に来た場合に利用できる制度にしたい」(吉村氏)と述べた。大阪府・市は関西2府4県の在住者を対象とした類似のキャンペーンを昨年6月に実施したが、コロナの感染拡大により同年11月に事実上停止していた。

観光促進策は関西の他の府県も公表している。兵庫県は県民を対象に、県内での宿泊に1人1泊あたり最大5000円を補助するキャンペーンを今年10月から開始。京都府や和歌山県でも同様の取り組みを実施済みで、奈良県も12月から始める予定だ。

今月1日の府内新規感染者数が7人と20年7月以来の1桁になるなど、大阪の感染状況は落ち着いており、府は今後感染対策と経済の両立に注力する。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン